旧帝7大を選ぶ ~学生数vs教員数
■まえがき
技術文献の発行数等を分析するため、各大学の理系の学生在籍数や教員数を
調査しました。
その結果、結構大学で差がありました。折角なので、この情報も分析対象としました。
■手段
各大学の公開している資料から、理系部門の学生数と教員数を抽出し、
教員一人の担当する学生数を算出し、作表しました。
・大学名
・理系・学生数(学部、大学院、研究生、留学生・・・)
・理系・教員数(教授、・・・、非常勤・・・)
・教員一人あたりの学生数
*データベース:各大学の公開資料
*各大学HPで公開されている内、理系(医学、歯学、理工、薬学、農学
等)を抽出してカウントしています。
*東大の理系教員のデータが見つからず(公開されていない?)、
他大学の教員/学生比の平均から、理系教員数を推定しています。
■結果
(1)「関関同立」:教員一人あたりの担当する学生数が、相対的に多い。
(2)「東京理科大学」:教員一人あたり24人と相対的にかなり多い。
(3)「早慶」:教員数がかなり多い。相対的に、学生を多く在席させている
訳でもなく、教員一人あたりの学生数は、「旧帝大」と同レベル。
■考察
・特に理系、さらには大学院進学に関しては、先生と学生との関係は重要
な要件と考えられます。
・教員一人あたりに担当する学生が少なければ先生との関係が密なることは
容易に推測されますので、教員一人あたりに担当する学生が相対的に少ない、
大学を選択する、という考え方には一理ある思われます。
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