技術の可視化と大学選び
■課題と疑問
課題1:「理系」もしくは「理工系」だったら、進学する大学はどう選ぶ?
・「理工系」だったら、将来、どういう研究職に就きたいか、どういう製
品を開発している企業で、賞品、製品開発に携わりたいか。大学に在学し
ている間だけでも、自分の思いを研究にしたくないか。
・「医学系」だったら、どの分野で専門医になるのか、医学研究のため進学
する医学部は、どの大学がいいか。
・「企業」だったら、新製品、新商品を考え付いた、だが、どうしても「学
究の助力」が必要だ。その場合、共同研究(共研)の相手(共研先)、ど
う大学を選ぶ、どの「研究室」、どの「教授(を含む先生)」を選ぶ?
・「企業」だったら、人材が欲しいが、自社商品、製品開発に少しでも関係
のある研究、技術を経験した人がいい。どの大学、どの学部、どの研究室
出身を選ぶ?
課題2:偏差値で選んだ大学は、無駄な出費をしてない?
・「近所の国立大学」だったら、自宅から通学すればは
「4年間で、入学金40万円、学費54万円x4=255万円」
となり、
「1年間平均、64万円」
「1ヶ月平均なら、5万4千円」
で済むのでは。(教科書代等は共通と考える)
「遠方の国立大学」の場合、これにアパート代などが加算される。
通える範囲で、やりたい研究している大学が、実はあるのではないか?
疑問:で、結局のところ、「大学」ってなにやっているんだろう?自分に合
った大学って、どこだろう。
「東京大学」や「京都大学」が、世界の大学ランキングで○○位になった、と
いう情報は、「具体的に」役に立つ?
TVなどマスコミは、極少数の、話題となる情報だけを流すし、周囲に詳し
い人もいない。大学選びの手段はないのだろうか?
■課題や疑問の解消方法
方法1:大学のやっている研究、技術を調べる
【技術文献の発行件数】
研究論文や解説などで、その文献が多ければ、どういう研究が盛ん
で、どういう研究が他の大学と差別化されていか、などが分かる情
報。
【特許・実用新案の登録件数】
具体的な製品や商品のアイデア
の2つの観点を、大学の研究であったり、技術であると考える。
方法2:技術文献数や特許登録数を可視化をしてみる
【JSTデータベース】
国立研究開発方法 科学技術振興機構(JST)が運営する技術文献
として検索可能なデータベース
【特許庁データベース】
経済産業省 特許庁が運営する特許・実用新案に関する国内唯一のデ
ータベース
これらは税金、Taxで運営されている。
しかし、PC(インターネットとブラウザ)環境さえあれば、誰でもアク
セス可能であり、これらを活用する。
方法3:可視化したものを自分なりに分析してみる
【これが最も重要】
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